Bathing訪問入浴

Flow訪問入浴の流れ

  • 01

    ご訪問

    訪問入浴車にてご自宅まで訪問します。出発前にスタッフの健康チェックと備品の点検を行うので、ご安心ください。

  • 02

    健康チェック

    看護師が体温・血圧・脈拍・呼吸・酸素飽和度を測定し、入浴前に健康状態を確認します。体調に応じて清拭や部分浴も対応します。

  • 03

    浴槽に移動

    脱衣の介助をしながら、不安を和らげる声掛けを行い、安全に浴槽へ移動します。専用浴槽は組み立て式で、ご利用者様に合わせたサイズです。

  • 04

    洗髪・洗顔・洗体

    ご利用者様のご要望に応じて、洗髪・洗顔・洗体を行います。身体状況に配慮しながら進め、必要に応じてシーツ交換も行います。

  • 05

    入浴・上がり湯

    快適な湯温でゆっくり温まっていただきます。シャワーで上がり湯をかけ、入浴が終了します。リラックスした時間を提供します。

  • 06

    着衣・健康チェック

    入浴後、ベッドに移動して着衣を手伝い、健康状態を確認します。異常の有無を確認し必要な処置を行い、浴槽の片付けをしてサービス終了です。

The benefits of bathing入浴の効果

温かいお風呂につかるのは、まさに至福の瞬間です。
なにも考えず、身体と心がリラックス出来るのはもちろんのこと、お風呂には医学的にも次のような健康作用があります。

Three Major Effects入浴三大効果

温熱作用
温熱により皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり血流を改善します。体内の老廃物やコリ、疲れもとれます。
肩こりや腰痛などの慢性的な痛みを和らげる効果があり、筋肉の柔軟性を高める効果もあります。
浮力の作用
水中にある物体には浮力が働き、お湯につかるとその重力は地上の約9分の1に。
身体の筋肉を弛緩させるだけでなく、足腰への負担も軽減されるので心身ともにリラックスできます。
静水圧作用
全身がお湯に浸かると、身体に水圧がかかり腹囲が3~5cmほど縮むとも言われています。
それにより、下半身にたまった血液が心臓へと戻っていき、血液の循環を促進され、むくみの解消にもつながります。
そのほかにも、お風呂に入ることで皮膚の毛穴が拡張して毛穴に詰まった汚れが落ちやすくなり、身体を清潔に保つことができ、水中で体を動かすと抵抗がかかるため、筋力の維持や増強にも役立ちます。
お風呂に入れるお湯の量や温度などによって、身体にもたらす効果が変化します。

Full-body bath and half-body bath全身浴と半身浴

静水圧の作用に直接関係するのが、お湯の深さです。
首までつかる「全身浴」と身体への負担が少ない「半身浴」があり、それぞれ心肺機能と体内の血流に及ぼす影響が違います。

全身浴
温熱、水圧、浮力の効果を最大限に活かすことができ、首まで深くお湯につかることで入浴の気持ちよさも実感できます。
半身浴
心臓への負担が少ないため、全身浴に比べ長い時間の入浴に向き、身体の芯から温まることが出来ます。
下半身に水圧がかかることで、足に滞っている血液を効率よく心臓に戻すことができ、足のむくみや疲れの解消に効果的です。

temperature differentiation温度の使い分け

高温浴(42度以上のお湯)
いわゆる“熱い湯”。
身体を活動させる時に働く交感神経を活発にし、新陳代謝を促す効果があります。
微温浴(37~40度未満のお湯)
いわゆる“ぬるま湯”で「全身浴」におすすめです。
身体に対して鎮静的に働く副交感神経を活発にし、心臓を抑制して脈拍を減らしたり筋肉を弛緩させたりします。
肩こりや腰痛の緩和などに、身体のリラックスにもぴったり。
身体への負担が少ない為、お年寄りにも安心です。

入浴で健康に

身体の血行がよくなり、関節もやわらかくなるお風呂は、身体の様々な症状の改善も期待されます。
身体への負担を減らし、リラックスさせるためにも入浴は健康維持に大切な行為です。

Introduction設備紹介